2012年05月24日

もーしょんパラダイス

ふと気が付くと、年をとったせいもあり、カラオケで一緒にはしゃいでくれる友人がいなくなった・・・。「もーしょんパラダイス」、素晴らしかったのに無くなっちゃったのも大きい。あの頃はブロードバンド前夜でNTT電話回線(28.8kbpsや56kbps)ではカクカクしてしょっちゅうフリーズしてたから流行らなかったけど、今もう一度やればオンリーワンですぐ社会インフラになると思うけど。

「フリカラ」なんかよりずっとオープンなシステムだし。再開してはやれば曲数も増やせるだろうし・・・。
Youtubeで十分なのか?いや、振り付けの無い曲でも勝手に振り付けを作ってくれるのが「もーしょんパラダイス」の素晴らしいところ。(たしかそういうシステムだった)

誰か頑張って!すぐ!
posted by ybj at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

夏野剛はガラパゴス化の権化のような人

ちょっとタイトルが辛辣すぎる感じだけど、決して夏野さんの悪口ではなく、次のセミナーが気持ち悪くて、つい。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20120419/213810/
「スマートTVサミット 2012〜新しい視聴体験が創るテレビの未来」

だって。
スマートTVなんて技術革新でも新しくもなく、今のテレビのネットワーク機能とブラウザ機能をマシなものにするだけだろうに、なんだかありがたがってる人がたくさんいるような気がするが、それよりも掲題についてちょっと糾弾したい。

夏野剛さんは、悪い人じゃないし、賢くて冷静な感じで決して嫌いではないのだけど、ケータイ業界がユーザの利便性を無視する体質を加速的に強めたのはこの人によるところが大きいと思う。
次の重要なインフラを遅らせたのはiモードの爆発的普及によるところが大きいから。

  • SMSのキャリア間送受信
    (世界から10年遅れて実現)
  • 一般サイトのケータイでの閲覧
    (京ぽんやjigブラウザやW21CAが出るまで、各社ケータイゲートウェイ傘下サイトしか閲覧できなかった→正確には、http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0405/27/news002.html
  • 絵文字のキャリア間送受信
    (直接iモードとは関係ないが、iモードに味をしめ、憧れた各キャリアは独占サービス探しに一層躍起になるようになった。その最たるもの。私は絵文字はどうでもいいが、この問題も未だ完全解決しないそうな。トップシェアキャリアであるdocomoが殿様の態度を取り続けていた点も許し難い。)

遅れた結果、次のような状況を生み出した。

  • 短い文字数しか送れず添付ファイルや管理機能に劣るSMSを、Eメールの出来損ないと勘違いして大半のユーザが完全に忘れてしまっている(電話番号だけでキャリア間をまたいで連絡できることのメリットにも気付けない)
  • ケータイキャリアのゲートウェイを通らせることで各立場に利用料ビジネスを発生させるというよくできた閉じた仕組みによる巨大な既得権益を生み出し、IT音痴である大半のユーザが未だに一般サイトを閲覧できないことに何の疑いも持たない状況
  • 絵文字というコミュニケーションインフラまでもユーザ利便性無視の囲い込みの材料にする体質を生み出した。

つまり、ケータイのガラパゴス化は”世界に対して”の前に”キャリア間で”生じていて(※1)、それを強力に加速したiモードの生みの親は権化と言わざるを得ない、ということ。

要するに、iモードはイノベーションじゃない。単なる金儲けの新しい仕組み。社会的意義が低い、というか悪い。巧い仕組みだけど、ユーザ利便性は無視。
そんな人が「スマートTVはイノベーションだ」的なことを語るんだそうな。それを嬉々として高い金払って聴きに行く人がたくさんいるんだそうな。

あ、夏野剛さんはiモードの当時、サラリーマンだったから、会社やその周辺の利益しか考えなくて当然か。しつこいようだけど、ほんとうに凄くよくできた仕組みだし。でも、たまに「とくダネ!」とか観ても専門外のことに頓珍漢なコメントしてたりするし(ワイドショーのコメンテーターはそうあるべきなのだし、判ってて言ってるんだろうけど)、朝生とか観ただけのレベルで言えば、「経済成長、経済成長」ってそればっかりうるさいし、少なくとも「新技術」について語ってほしくないな。繰り返すけど「新・金儲けの仕組み」が得意分野の人だと思うので。金儲けの話にはいくらでも出てきて欲しいと思うけど、日本のメーカを弱体化(他力本願体質強化)させた元凶だから。
それと、もう一度繰り返すけど、スマートTV自体、新技術ですら無いから。

そもそもiモード以前から、docomoが作った護送船団方式(メーカ囲い込み)がメーカを色んな意味で弱体化させたのは常識だし。ケータイの早期普及に多大な貢献をした点では大いに評価されるべきだけど、外から弱体化を余儀なくされたメーカ技術者からすれば、とにかく「技術」について語って欲しくないって、皆思ってるんじゃないかな?それとも「あの輝かしかった護送船団をもう一度」と、また他力本願で聴きに行くのかな。

もう一つ理解しておくべきなのは、なぜiモードが流行ったか、である。

前提としては、当たり前すぎるが、「有効なコミュニケーションの新技術はすぐに流行する」ということである。ケータイでメールが出来る点(「SMS=ショートメッセージサービス」で既にできていたが認知度が低すぎて)と、ケータイでネットが出来る点(閉じた範囲だから不十分だが)は、明らかに有効だった(※2)。そのトップシェア企業が中心となるのでdocomoのiモードが流行った、ということである。単純には早い者勝ちなのだが、その早い者になれる力が色んな意味でトップシェア企業にある。
次点企業が新サービスに及び腰な(だった?)のは情けない限りだが、余談だが、私はジャイアンツファンの心理が全く解せないタイプで、docomoユーザも理解できない。シェアが大きいと当然このように囲い込みも加速する。判官びいきすべきとまで観念的な啓蒙をするつもりはないが、もうちょっと皆意識してdocomoなんて辞めるべきではないか。大政翼賛会になっちゃうよ。現在も含め、何度も他キャリに押され気味と言われても、ずっとシェア5割超えをキープし続けている。母数が大きすぎるからだが、とにかくこれは恐ろしい状態。日本人って懲りないなぁ。これまでに述べたとおり、こういった偏りで不利益を被るのはユーザ自身なのに。

余談が過ぎたが、ここからが大事で、加速的に流行った理由は、推測になるが、タイミングと宣伝の2点だと思う。

タイミングという点では、ポケベルからケータイに移行し、通話の素晴らしさを一通り味わったユーザが、ちょうど文字伝達の便利さにもう一度気付く時機だった、ということではないか。
なぜSMSがあまり普及しなかったか、を考える時、上記時機的に早すぎた、ということのような気がする。
高校生以下や保守的な大人も渋々、ようやくケータイを持ち始めた時期だからケータイユーザ数自体もまだ少なかったというのもあるだろう。
(かく言う私もケータイメールは必要と思いながら、必要に迫られる時以外はあまり使わなかった)

しかし、SMSの拡張版であるデジタルホンのスカイメールについては、TVCMのイメージが大きな効果があったと聞く。
つまり、宣伝の効果である。
docomoはショートメール(SMS)の宣伝(普及活動)を怠っていたのは間違いなく、その結果としてケータイメールは一時期スカイメールの方がよく知られていた。(docomoユーザでさえ「え、docomoでもケータイでメールできるの?」という人が私の周りでも結構居た。)
が、約一年後に圧倒的シェアdocomoのiモードが爆発的に普及する。
【参考】〜主なケータイメールサービスの歴史
1997年6月1日     ショートメール(docomo)
1997年11月     スカイメール(デジタルホン)
1997年12月     10円メール(docomo)
1999年2月     iモード(docomo)
このiモード開始時も含め、最近を除き、いつもdocomoはTVCMは下手だが、この時期はTVCM以外の宣伝(ワイドショー番組やニュースによる紹介やショップでの周知やサポート体制)が圧倒的だったように記憶している。
今の「スマートフォン」のように猫も杓子も「iモード、iモード」とうるさく、宣伝によって加速していた。
あと、よく言われるが、「iモード」という語呂語感が良かったという点。これもそれなりに大きな理由だと思う。iMacやipodが流行った理由としてもよく絡めて言われていた。

スマートTVも天文学的確率で有り得ないと思うけど、宣伝が上手ければと流行るのかな?「スマート」ってのも流行りだし・・・って、もう死語化してない?
スマートTVなんて言葉自体が恥ずかしいが、上述の時機の話で言えば、3Dやアクトビラと一緒。大半の情弱者にとって、まだまだテレビはデジタル化直後であり、タイミングが悪い。くれぐれも便利じゃないし。数字キーのリモコンよりハードQWERTYキー(=一般パソコン)のほうが便利だから。あと、民生機メーカの2画面機能の制限がキツイ。これってよくわからないけど、年々厳しくなってる(外部同士2画面不可→片側でも外部は不可とか)から、テレビ観ながらネットって、本気で実現させられるのかな?Google MusicやiCloudの音楽機能の二の舞で「日本だけ不可」ってオチだったりして。


※1
余談だが、上記したガラパゴス状況は、徐々にではあるが、ほとんど解消されてきている。この大きな既得権益構造を僅か数年で(多くの人には許せない年月だったが)自然解消できていくあたりが、先端のコミュニケーショツールの成せる技であろう。既得権益も最終的には正しい民意に勝てない。その勝利までの期間が短いのが自由経済の功績ってことなんだなぁ。当たり前な話ばかりだけど。

※2
ただ、くれぐれもiモードサイトを便利に利用していた人は一握りだと思う。皆メールを便利だと思ってただけ。
つまり、総じて言いたいのは「サービスが良かったわけではない!!」ってこと。
posted by ybj at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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